【WCS】JCS予選マスターカテゴリ 使用構築公開(供養)
準備期間がJCS予選本番の1ヶ月前からだったので、大方ワンチャン抜け狙いのスタンスで戦略を考えるしかありません。
ですので、環境調査をsdでの観戦をベースにsdでの構築作成とsdポチポチでカバーし、既存にはないメタのアイディアで挑むことにしました。
環境調査をした結果、以下のポイントを押さえた構築が刺さると考えるに至ります。
①威嚇ガオガエンがtier1採用率で、猫を警戒してると蜻蛉やバクア、隣の技でペースを握られてしまい、択が増え経験とPSの不足が露わになり負けが近づく→PFで択を減らし、高火力を持つテテフが優秀。 高速竜やクロバやゲンガーに致命傷を与えるためスカーフで採用。
②テテフを使うに当たって、PFで猫を防げるものの、高火力の超打点はガエンに無効化されてしまう。また、フィールドを奪ってくる他のカプへの誤魔化しも一応必要→ フェアリーオーラで妖技の火力を引き上げるゼルネアスを採用。
瞬間火力の引き上げとzジオコンを可能にするフェアリーzで採用。 当然ながら奇襲にもなる。 詳しくは個体解説で
③トップメタであるグラードンを誤魔化すため、及び命中不安技に頼らないs操作要員としてメガボーマンダを採用、一定の数がいると予想したメガレックへの抵抗も兼ねる。 特に理由も無いのでメガ枠は採用。
④最強の伝説枠として、こちらもグラードンを採用。相手のグラードンを重く見て最速CS。所詮同速だがそこまで最速グラはいないと予想した。(結構いた) コケコの一貫も切れ、一応水の一貫も切れる。 もちろんテテフゼルネで重い鋼を牽制できる。
⑤ここまでで重いトリパと、よくわからない構築を倒すためにドーブルバレルガエンピッピ等で悩んだが、ドーブルとピッピを採用して構築が完成。 今思うとこの2枠はもっと吟味するべきであった。
以上の要素を意識した構築がこちらです
・ 個体解説
■テテフ@スカーフ 控えめcs
・サイキネ ムンフォ シャイン マジル
この構築の要。
基本初手にゼルネと共に投げてPFを展開しつつ、超技や妖技をスカーフの速度で打ち込んでいきます。 ウルネクマンダレッククロバゲンガー、フェアリーオーラと合わせてコケコ、と縛れる範囲がかなり広く、読みの負担をかなり軽減してくれました。 ガエンをオーラと合わせて高火力の妖技で殴れるのも魅力です。
フィールドの取り合いには弱いので注意が必要です。 コケコはオーラムンフォで縛り、レヒレは妖精打点集中して落とすのが理想です。たまにレヒレの隣守ってるので普通にアドが取れます。
マジルはゼルドーなどの対策です。こちらのゼルネはFZなので影響は無く、まず読まれません。また基本選出の一角のグラゼルネマンダテテフにマジルの影響はほとんどありません。
グラゼルネが苦手としているはずのオーガレックなどにも強く優秀でした。
最強ポケモンです。
■ゼルネ@フェアリーz 臆病cs
・ムンフォ シャイン ジオコン 守る
同じくこの構築の要。
最強の伝説枠であり、一発芸要員です。ムンフォzの火力はなかなかあり、テテフのシャイン等と合わせてs99以下の妖等倍を葬ります。生半可な妖半減では当然ながら受けだしは不可能です。特にルナアーラの処理に有効でした。
フェアリーzのおかげでジオコンを積めなさそうでも躊躇わず、削り要員としてほぼ全試合選出することができました。 トリパやよくわからん構築には周りで全力サポートしてzジオコンしてました。割と強かったです。
吠えるや挑発が何度も飛んでくるので爆笑できます。楽しかったです。
FZは全く読まれることがなく、初手ゼルネの前で悠長に守れる人間はなかなかいないため、zをほぼ通すことができ優秀でした。
最強ポケモンです。
■グラ@石 臆病cs
・大地 噴火 10万 守る
普通の特殊最速グラです。
10万はオーガと水ヌケニン様への打点です。断崖やほんち、吠えるでも全然問題ないと思われます。
やはり電気と水の一貫を切れて、鋼の弱点を突けるのは最強でした。炎地面の範囲は普通に優秀でした。
最強ポケモンです。
上記3体のだいたいの火力目安です。 (ただのメモなので読み飛ばしていただいて結構です。)
h4ルナアーラ・・・テテフのダブルダメオーラシャイン+FZで確定
ほぼ全てのグラ ・・・PFサイキネ+ FZでほぼ落ち
d4ゼルネ ・・・ FZで確定
d4ゼルネ・・・d±0状態へのテテフのオーラムンフォ+ d+2状態へのFZで確定
h252オーガ・・・テテフのオーラムンフォ+フェアリーzで確定
h252オーガ・・・グラの10万+フェアリーzで確定
d4コケコ ・・・テテフのオーラムンフォで確定→フィールド取られてもそこまで痛手ではない
その他d降りマンダ、d厚めレックなどのテテフのムンフォ耐える生き物をオーラムンフォで確定
■マンダ@石 せっかちas h4 cd4
・捨て身 ハイボ 追い風 守る
普通の最速両刀マンダです。
最速を取った理由としては、襷などで削り残したレックやhdマンダを仕留めるためです。流星採用も考えましたが、無傷のマンダレックに竜技を打ち込む場面が余り想像できなかったため、ミリ耐えのhpを削るのに便利なハイボを採用。 おまけとしてハイボ大地で固いグラも落ちたりします。
無難に最強メガでした。余談ですが、このルールは個人的に一般メガ枠>一般枠zだと思ってたので、メガ枠を消費するレックは採用に至りませんでした。 メガレックありえないくらい強いんですけどね。
なんだかんだpt的に相手のマンダレックを処理しやすいのでd振りマンダもありかもしれません。シングルでもダブルでも優秀でした。
最強ポケモンです。
■ドーブル@襷 陽気hs
・猫 指 胞子 ニドガ
ゼルネのサポートとして採用。
トリパへの時間稼ぎもでき、指である程度の吠えるケアもできるのは強かったです。胞子の枠挑発対策やEF下でも打てるほっぺすりすりでもよかったかもしれません。水ヌケニンへの打点にもなりますしね。 猫と指両立はやはり優秀でした。
この枠は一考の余地があります。
■ピッピ@石 生意気h252 b60 d196
・指 アンコ 守る 癒しの波動
同じくゼルネのサポートへの採用。この枠だけはちょっと考察が足りなかったです。ただトリルへはなかなか強く、zジオコンとフレンドガードで硬くなったゼルネを癒しで回復する機会もありそこそこ優秀でした。
この枠は100考くらいしたほうがいいです。
選出について
基本選出① 対ほとんどの構築
先発テテフゼルネ
後発グラマンダ
PF展開して妖技集中して1匹落とします。
基本選出② 対トリル、よくわからんpt、
先発ゼルドー
後発グラピッピ
気合を入れてウルトラゼルネアスを爆誕させて、トリルを枯らしてグラゼルネでゲームエンドを狙います。 よくわかんないptは頑張ります。
基本選出③ 対クロバゲンガー等
先発テテフマンダドーブルの中から@2
後発 その都度決める。だいたいグラゼルネ
テテフです。
感想
予想よりオーガレックが多かったですが、落とすことはなかったので良かったです。トップメタだと考えていたゼルネレックにも妖精打点や超打点の一貫しやすさで有利に試合を運ぶことができました。
ルナアーラが増えるのはなんとなくわかっていたのですが、数戦落としてしまったのでそこは反省ですね。あとはグラゼルネミラーへの対策をしっかり用意するべきでした。
この構築は全ての技が命中100であり、被弾回数も最小限であることから、JCS予選のようないかに下振れを抑えるかが肝となるルールに適していたと自負しております。
一発芸でのワンチャン抜けしか狙ってないエアプシングル勢でも楽しめたので、WCSは神ゲーです。 剣盾での抜けを狙って頑張ります。
そのような苦闘の結果、自分の最終レートは16xxだか17xxで、惨敗に終わりました。
やはりWCSは準備期間を最低半年は見積もって用意した方が良さそうです。
スペシャルサンクス
raffi
hzhz
van life fuc〇er様
nontaro様
シングルやりたいので誰か強いカバマンダください。